事典 日本の大学ブランド商品 「カナストーリー」の解説
カナストーリー
藤女子大学(北海道札幌市北区)の大学ブランド。
女子大生の感性をいかしたピンク色の発泡酒。石狩市の地域振興を目的として、地ビール製造の株式会社日本地麦酒工房(石狩市)と藤女子大学によって共同開発された。開発に協力したのは石狩市にキャンパスがある人間生活学部の食物栄養学科・池田隆幸教授と、食物栄養学科および人間生活学科に当時在籍していた女子大生約30名。味はもちろんラベルやネーミングについても共同開発をおこなった。色は、石狩産のシソの果汁でピンク色に着色。ラベルには四つ葉のクローバーがあしらわれている。カナストーリーの「カナ」は、イエスが出席した婚礼の場所に由来。2006(平成18)年12月から発売されている。折しもその頃、石狩市北部の厚田公園展望台が「恋人の聖地」に選ばれたこともあり、石狩をいろどる商品となった。価格は、1本(330ml入り)380円(税込)。株式会社日本地麦酒工房取り扱い。北海道の空港売店でも販売されている。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」事典 日本の大学ブランド商品について 情報