カニュク石(読み)カニュクせき

最新 地学事典 「カニュク石」の解説

カニュクせき
カニュク石

kaňkite

化学組成Fe(AsO4)・3.5H2O?の鉱物。単斜晶系,空間群未決定。加藤昭によってX線粉末回折値から計算された格子定数はa1.8803nm, b1.7490, c0.7633, β92.71°。黄緑色,土状光沢。硬度2~3,比重2.73。おそらく光学的二軸性記号不明。平均屈折率n1.664, 複屈折極低。チェコ,Kutna Hora地域Kaňk付近の鉱山の捨石中に発見され,産地にちなみ命名。加藤昭らは山梨県鈴庫鉱山産のものについて検討し,上記の理想化学組成式とは多少異なった結果を得ている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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