カネンディユ県(読み)カネンディユ(その他表記)Canendiyú

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カネンディユ県」の意味・わかりやすい解説

カネンディユ〔県〕
カネンディユ
Canendiyú

パラグアイ東部地方 (パラグアイ川以東) 東部の県。県都サルトデルグアイラ。北と東はブラジル国境を接し,パラナ川が東の国境をなすが,同川は世界最大のイタイプ水力発電所の建設により,広大な人造湖を形成する。ブラジル高原の西縁にあたる森林におおわれた丘陵地帯にあり,県のほぼ中央がパラグアイ,パラナ両川の分水界となっている。主産業は林業マテ茶 (パラグアイ茶) の栽培。 1973年,それまでのカーグアス県アルトパラナ県の各北部をもって新設された。面積1万 4667km2人口 12万 800 (1990推計) 。

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