かましし

精選版 日本国語大辞典 「かましし」の意味・読み・例文・類語

かま‐しし

〘名〙 「かもしか(羚羊)」の古名
書紀(720)皇極二年一一月・歌謡「岩の上(へ)に 小猿米焼く 米だにも 食(た)げて通らせ 歌麻之之(カマシシ)老翁(をぢ)〈略〉山背の王の頭髪班雑毛(ふふせ)にして山羊(かましし)に似たまへるに喩へたり」

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