カラ・イ・ムグ遺跡(読み)カラ・イ・ムグいせき(その他表記)Kala-i Mug

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カラ・イ・ムグ遺跡」の意味・わかりやすい解説

カラ・イ・ムグ遺跡
カラ・イ・ムグいせき
Kala-i Mug

タジキスタンピャンジケント (サマルカンド東方約 68km) にある山城遺跡。ザラフシャン川河谷,標高 1500mの山頂古城跡から 1933年,羊皮,紙,木に書かれたソグド語文書 80点,アラビア語文書1点,中国語文書8点が偶然に発見され,8世紀初めのソグド文化の解明に貴重な史料を提供した。アラブに追われたピャンジケントの支配者ディワシュティチが残したものとされる。

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