ピャンジケント(その他表記)Pyandzhikent

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ピャンジケント」の意味・わかりやすい解説

ピャンジケント
Pyandzhikent

タジキスタンの小都市。サマルカンド東方 68kmのザラフシャン川河谷にある。かつてのピャンジケントは市の北方 1.5kmにあり,6~8世紀にソグディアナの重要な都市として栄え,8世紀初めアラビア人に滅ぼされた。 1947年から発掘が行われ,宮殿やそれらを飾った壁画木彫土偶,その他数多くの遺物が発見され,中世ソグディアナ文化の宝庫として知られる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android