カラル遺跡(読み)カラルイセキ

デジタル大辞泉 「カラル遺跡」の意味・読み・例文・類語

カラル‐いせき〔‐ヰセキ〕【カラル遺跡】

Caral Supeペルーの首都リマの北約150キロメートルにある遺跡。スーペ川中流沿いに位置する。紀元前2800年から前2500年頃のものとされる。1948年に発見、1990年代より本格的な調査が行われた。円形広場・住居・ピラミッド型神殿などの遺構が見つかり、四大文明に匹敵する南北アメリカ最古の都市遺跡とされ、2009年に「聖地カラルスーペ」の名称世界遺産文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android