最新 地学事典 「カルシオフェライト」の解説 カルシオフェライト calcioferrite化学組成・の鉱物。石灰フェライトとも。単斜晶系,空間群C2/c,格子定数a1.034nm, b2.420, c0.631, β91.5°,単位格子中2分子含む。微細な板状結晶ないし繊維状結晶の集合。黄~黄緑色,半透明で,真珠光沢。劈開{010}?に完全。硬度2.5,比重2.53。薄片では淡黄色,屈折率α1.604, β1.610, γ1.612, 2V(−)60°~75°。Al>Fe3+のものが同構造のモンゴメリーアイト(montgomeryite)である。MgがMn2+で置換されることがある。堆積性リン鉱床やリンに富む粘土層,石灰岩中に,りん灰石・粘土・褐鉄鉱・鉄明ばん石などを伴ってノジュールとして,あるいは母岩の空隙に微細な結晶群を産する。名称は化学組成に由来。執筆者:松原 聰 出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報 Sponserd by