結晶群(読み)ケッショウグン

化学辞典 第2版 「結晶群」の解説

結晶群
ケッショウグン
crystallographic group

結晶は回転,反転,回反,回映,鏡映などの対称操作の組合せで分類できる対称性をもっている.これらの対称操作の組合せの数は限られていて,いずれも数学で定義されているをつくり,32種類(すなわち32晶族)ある.これを結晶群あるいは結晶点群という.点群では,たとえば5回や7回の回転軸を含むような群も考えられるが,結晶群では空間的広がりを考慮しなくてはならないので,2,3,4,6回回転の対称操作だけが含まれている.32種類の結晶群だけをさすときは,結晶点群あるいは結晶族群とよぶのが正確である.単に結晶群というときは,空間群を含めることがある.対称操作としてらせん軸映進面の伴う並進操作まで含めると,結晶群の数は230になる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む