現代外国人名録2016 「カルロススリム」の解説
カルロス スリム
Carlos Slim
- 職業・肩書
- 実業家,投資家 グルーポ・カルソ名誉会長,メキシコ電話会社(Telmex)会長
- 国籍
- メキシコ
- 生年月日
- 1940年1月28日
- 出生地
- メキシコシティ
- 本名
- スリム・エルー,カルロス〈Slim Helú,Carlos〉
- 学歴
- メキシコ自治大学卒
- 経歴
- 父はレバノン出身。父から継いだ商店を元手に、若くして投資家として台頭。1961年グルーポ・カルソを設立。通信、金融、流通の3部門を軸に、メキシコ最大の百貨店サンボンズや米国流通大手の現地法人シアーズ・デ・メヒコなどを擁する。2002年よりメキシコ電話会社(Telmex)会長。2007年会長を務めるアメリカ・モビル(AM)はヤフーと提携し、ラテンアメリカ及びカリブ海地域の16ケ国でモバイル検索を展開する。また同年には500億円の私財を投じてメキシコシティにカルソ健康研究所を設立。メキシコの通信王といわれ、1999年米経済誌「フォーブス」に総資産80億ドル、中南米一の富豪と紹介される。2007年メキシコの経済専門ウェブサイト、センティド・コムンにより米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長を抜き世界一の富豪になったと報じられた。2008年「フォーブス」による世界の億万長者番付で第2位となる。2009年は第3位。2010年総資産額535億ドル(約4兆8000億円)で初の首位となった。2013年さらに資産を増やし4年連続1位となった。2000年の大統領選ではビンセンテ・フォックスを資金面で援助した。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報