カロリンスカ・インスティチュート

大学事典 の解説

カロリンスカ・インスティチュート[スウェーデン]

スウェーデンの首都ストックホルムに所在する医科系の単科教育研究機関。カロリンスカ医科大学(スウェーデン)とも呼ばれる。1810年,当時のスウェーデン王カール13世によって設立された。1808年に勃発したフィンランドをめぐるロシアとスウェーデン間のフィンランド戦争の影響により,需要が高まっていた軍医(外科医)養成を目的とするものであったが,1811年には医師全般を養成する機関として認可を受けている。1816年に軍医養成アカデミー(スウェーデン)から現在の校名へと変更されている。それから現在までの間に,一時「王立」の冠が付されたこともあったが(1822年),学生運動が盛り上がりを見せていた1968年に外されている。2015年現在,学士課程・修士課程において約6000人の学生が学ぶ。博士課程には約2000人の学生が在籍し,その割合はスウェーデン全体の12%にまで及ぶ。
著者: 渡邊あや

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

関連語 外科医

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む