20世紀西洋人名事典 「カロルシマノフスキー」の解説
カロル シマノフスキー
Karol Szymanowski
1882.10.3 - 1937.3.29
ポーランドの作曲家。
元・ワルシャワ音楽院院長。
ティモシュフカ(ウクライナ)生まれ。
兄フェリックスはピアノ奏者、妹スタニスワヴァはソプラノ歌手で父や伯父グスタフ・ネイガウスに音楽を学び、さらにワルシャワでザヴィルスキやノスコフスキに師事する。1905年同志と「若きポーランド」を結成し、作品の発表や出版にあたり、’26年ワルシャワ音楽院院長となる。フランス近代やポーランドの民族音楽に根ざした独自の作風を確立する。代表作にオペラ「ハギト」(’12年〜’13年)、バレエ音楽「ハルナシュ」(’23年〜’31年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報