精選版 日本国語大辞典 「かんかち団子」の意味・読み・例文・類語 かんかち‐だんご【かんかち団子】 〘 名詞 〙 小さな杵(きね)で小臼を打ち、かんかちと音を立てて餠をつくまねをしながら、売り歩いた団子。多くは、もろこし、葛(くず)の粉でつくり、黄粉(きなこ)をまぶしたもの。昭和初期まで見られた。景勝団子(かげかつだんご)。かんかちとびだんご。かんかち団子〈近世商賈尽狂歌合〉[初出の実例]「かんかち団子 これは名ぶつかむかち団子名代名代名代」(出典:狂歌・近世商賈尽狂歌合(1852)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例