きな‐こ【黄粉】
- 〘 名詞 〙 ( 「黄なる粉」の意 ) 大豆を煎(い)って、こまかにひいて粉にしたもの。砂糖を加え、餠、団子などにまぶして食べる。豆の粉。
- [初出の実例]「まめのこをばきなこともうす。いろのこ共云」(出典:女房躾書(室町末))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
黄粉 (きなこ)
ダイズをいって粉末にしたもの。〈まめのこ(豆粉)〉ともいう。香りが高く風味があり,消化もきわめてよい。タンパク質33.5%,脂質23.4%,糖質26.4%を含み,栄養価が高い。黄ダイズのほか青ダイズでもつくられ,これを〈うぐいすきな粉〉と呼ぶこともある。和菓子にひろく用いられ,そのままでうぐいす餅に,砂糖と少量の塩をまぜて安倍川餅,クズ餅,おはぎなどに用いる。水あめを加えて練り固める州浜(すはま)は,豆あめの名で室町期から行われた菓子である。
執筆者:平野 雄一郎
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
Sponserd by 
黄粉
きなこ
大豆を直火で炒り,あらく砕いて皮部を除き,さらに細かく粉砕し,ふるい分けしたもの。黄大豆,青大豆を原料にする黄粉は黄褐色ないし淡緑色を呈し,和菓子の材料とされる。加熱により大豆特有の臭みが抜け,よい香りがでて,消化を妨げる有害物質の作用もなくなる。また,粉砕することにより消化もかなりよい。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
Sponserd by 
世界大百科事典(旧版)内の黄粉の言及
【豆】より
…両種でも,炒ったものをさらに粉砕して食べやすくしている。ピーナッツバターや〈きな粉〉がそうである。 こういった調理法をさらに進め,液体状にして飲料にすることもある。…
※「黄粉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
Sponserd by 