カンムリクラゲ(読み)かんむりくらげ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カンムリクラゲ」の意味・わかりやすい解説

カンムリクラゲ
かんむりくらげ / 冠水母

腔腸(こうちょう)動物門ハチクラゲ綱冠クラゲ目のうち、おもに深海産のものの総称。カムリクラゲともいう。傘は円盤状または円錐(えんすい)状で、外傘の途中に顕著な環状の溝がある。この溝の上方の中心盤の表面は滑らかであるが、その下方には裂け目があって傘縁は数個の縁弁に分かれている。縁弁の間には中実の触手がある。きわめて著しい黒褐色あるいは紫紅色を示す。これらのクラゲには付着性のポリプの時代があると考えられているが、その生活環は明らかにされていない。日本近海の数百メートルの深所から、クロカムリクラゲPeriphylla hiacintha、ムラサキカムリクラゲAtolla wyvilleiその他が知られる。

[山田真弓]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む