現代外国人名録2016 「カールハイド」の解説
カール ハイド
Karl Hyde
- 職業・肩書
- ミュージシャン,クリエーター
- 国籍
- 英国
- グループ名
- グループ名=アンダーワールド〈Underworld〉, トマト〈Tomato〉
- 受賞
- 朝日広告賞〔2001年〕
- 経歴
- 1980年頃リック・スミスらとともにロックバンド、フルーアを結成。’83年にはシングル「Doot Doot」がヒットした。’86年バンド名をアンダーワールドに変え、’87年ファーストアルバム「アンダーニース・ザ・レイダー」を発表。’90年レーベルとの契約を打ち切られて解散状態となるが、’92年DJのダレン・エマーソンを加えてテクノ志向で再スタート。’93年アルバム「ダブノーベースウィズマイヘッドマン」をリリースし、クラブシーンに衝撃を与える。以後は’90年代ダンス・ミュージックの中心的存在として活躍し、’94年には初来日を果たした。傍ら’91年結成のデザイン集団Tomatoのメンバーとしても活躍。バンドのアートディレクションの他、CM、ビデオの制作や都市デザインまで手がける。’96年シングル「ボーン・スリッピー」が映画「トレインスポッティング」のテーマ曲に起用され大ヒット。ライブ・ドキュメントをコンセプトにした「EVERYTHING,EVERYTHING」(2000年)は制作に4年を費やし、CDとDVDの同時リリースで話題を集めた。この間に1999年エマーソンが脱退、以来リックとのデュオとなり、スタジオワークに専念。2005年ダレン・プライスをDJに迎えてツアーを再開し、同年単独公演のため来日。また自身のホームページを活用し、ウェブラジオのオンエアやライブ映像・未発表音源などのネット配信を積極的に行う。2006年ガブリエル・ヤレド監督「こわれゆく世界の中で」の音楽を担当。2007年5枚目のアルバム「オブリビオン・ウィズ・ベルズ」をリリース。2012年アンダーワールドとしてロンドン五輪開会式の音楽監督を務める。2013年初のソロアルバム「エッジランド」を発売。他のアルバムに「弐番目のタフガキ」「Beaucoup Fish」「ア・ハンドレッド・デイズ・オフ」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報