日本大百科全書(ニッポニカ) 「カールマン」の意味・わかりやすい解説 カールマンかーるまんEmmerich Kálmán(1882―1953) ハンガリー生まれの作曲家。ウィーンを中心に活躍し、レハールとともにウィンナ・オペレッタの「白銀時代」の人気を二分した。ハンガリーのロマ(かつてはジプシーとよばれた)音楽チャールダーシュとウィンナ・ワルツが混じり合い、憂愁を込めた美しいメロディが特色。代表作は『チャールダーシュの女王』(1915)と『マリツァ伯爵夫人』(1924)。ほかに『秋の演習』(1908)、『サーカスの女王』(1926)、『モンマルトルのすみれ』(1930)など。パリに没。[寺崎裕則] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のカールマンの言及 【アルヌルフ[ケルンテンの]】より …在位887‐899年。東フランクのバイエルン分国王カールマンKarlmann(830ころ‐880)の子。880年,庶出のため王位を継げず,ケルンテンを確保するにとどまったが,887年叔父カール3世を廃して東フランク王となる。… ※「カールマン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by