20世紀西洋人名事典 「カーレクリント」の解説
カーレ クリント
Kaare Klint
1888 - 1954
デンマークの建築家,デザイナー,画家。
アカデミー教授。
画家として活動していたが、父ジェンセン・クリントに師事し、1920年以来建築家、デザイナーとして活躍。コペンハーゲンのフレデリスク聖堂を工芸美術館に改装したり、教会堂、美術館などを設計した。’24年から’50年の間はアカデミーの教授に就任し、英国家具を徹底的に分析、データ化し今日のデンマーク家具の基礎を築いた。この中でもクリント・チェアーや折紙照明器具が有名。エッケルスベール賞やC.F.ハンセン賞を受賞している。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報