ガク・あう・おどろく

普及版 字通 「ガク・あう・おどろく」の読み・字形・画数・意味


13画

(異体字)
16画

[字音] ガク
[字訓] あう・おどろく

[説文解字]

[字形] 形声
声符は咢(がく)。愕と同字。〔説文〕二下を正字とするが、文献に驚愕の字には愕を用い、は神異のものにうことをいい、字の慣用区別がある。宋玉の〔高唐の賦〕「卒(には)かに異物に愕(あ)ふ」の〔注〕に「ふは見るなり」、班固の〔幽通の賦〕「高きに乘じてふ」など、みな神異のものに遇うことをいう。

[訓義]
1. あう。
2. おどろく。

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 於比由(おびゆ) 〔字鏡集〕 アフ・ムカフ・オドロク・フル・タガフ・サカフ・オカス・ヲロカ語彙は愕字条参照。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android