がば

精選版 日本国語大辞典 「がば」の意味・読み・例文・類語

がば

  1. 〘 副詞 〙 ( 古くは「がは」、のちには「かば」とも。多く「と」を伴って用いる )
  2. 突然で、はげしい動作を表わす語。おもに、急に倒れたり、または起き上がったりするさまを表わす。
    1. [初出の実例]「大の男の鎧きながら、馬より舟へがはと飛びのらうに、なじかはよかるべき」(出典:平家物語(13C前)九)
    2. 「Kaba(カバ)ト オキル」(出典:改正増補和英語林集成(1886))
  3. はげしい物音、力鋭く貫く音などを表わす語。
    1. [初出の実例]「娘の劔を追取て、のんどにがはとつきたつる」(出典:浄瑠璃・国性爺合戦(1715)三)
  4. 約束、期待したことなどが、思ったこととは全く相反しているさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「Gafato(ガハト) チガウタ」(出典:日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「がば」の読み・字形・画数・意味

婆】がば

やりて。

字通」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む