デジタル大辞泉 「ガラパン」の意味・読み・例文・類語 ガラパン(Garapan) マリアナ諸島、サイパン島の町。同島西岸中央部に位置し、タンガパグ湾に面する。日本統治時代には行政中心地が置かれた。現在は保養地・観光地。市街中心部にガラパン教会、アメリカ記念公園、北マリアナ博物館などがある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ガラパン」の意味・わかりやすい解説 ガラパンがらぱんGarapan 太平洋中西部、ミクロネシア北部、アメリカ自治領の北マリアナ連邦の首都。サイパンともいう。サイパン島西岸、タンガパグTangapag湾に面する。人口2万3494(1991)。1924年、国際連盟によってマリアナ諸島が日本の南洋委任統治領となった際、その行政中心地となった。第二次世界大戦後はアメリカの信託統治領の首都。さらに1978年、北マリアナ連邦成立にあたってその首都となった。1990年、信託統治が終了。[大島襄二] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のガラパンの言及 【サイパン[島]】より …その後カロリン諸島から幾度か移住が試みられ,1815年には台風によって住居を失ったトラック諸島民200人が集団移住したことが知られている。カロリンからの移住者を中心に島の西海岸にガラパンの町がつくられた。ガラパンにはドイツ時代(1899‐1914),日本時代(1914‐44)ともに支庁が置かれ,マリアナ諸島の政治的中心であった。… ※「ガラパン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by