サイパン

百科事典マイペディア 「サイパン」の意味・わかりやすい解説

サイパン[島]【サイパン】

西太平洋,マリアナ諸島の火山島。アメリカの自治領コモンウェルス),北マリアナ諸島行政の中心をなす。住民チャモロ人が主で,漁業が行われ,コプラも産する。1521年スペイン人が発見,ドイツ領,日本委任統治領,米国信託統治領を経て1986年米国の自治領となった。現在はグアムと並ぶ観光の島。太平洋戦争中の1944年6月15日,米軍が上陸攻撃を開始,日本軍のほとんどが戦死する激戦の末,7月9日米軍が同島を占領。米軍は日本本土空襲の基地を得た。約120km2。4万8220人(2010)。
→関連項目太平洋戦争(日本)タポチョ[山]

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関連語 マリアナ諸島

デジタル大辞泉プラス 「サイパン」の解説

サイパン

《Saipan》アメリカ海軍航空母艦。サイパン級航空母艦のネームシップ。1946年7月就役。朝鮮半島での休戦監視任務などに従事。1957年、予備役編入。1959年、艦種が航空機運搬艦に変更。改装を経て、1964年、通信中継艦に再変更。翌年艦名を「アーリントン」に改名。1966年に再就役。アポロ計画のカプセル回収任務などに従事。1970年退役。

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