改訂新版 世界大百科事典 「ガルトク」の意味・わかりやすい解説 ガルトク (噶大克)Gartok 中国,チベット自治区南西部の鎮,現在のガルヤルサ(噶爾雅沙)。アリ地区ガル県の経済中心。インダス川上流ガルツァンポ川の峡谷にあり,清代にはチベット阿里部の中核として栄えた。1904年チベット・インド条約の締結により,ツォモ,ギャンツェ(江孜)とともに市場が開かれたため,シムラを経由して緑茶,砂糖など,インドとの交易がさかんとなった。1960年県成立後,政治中心はガル新村に移行した。執筆者:駒井 正一 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ガルトク」の意味・わかりやすい解説 ガルトクがるとく / 噶大克 中国、チベット自治区南西部の町、ガルヤルサの旧名。[編集部 2017年12月12日][参照項目] | ガルヤルサ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by