インド北西部,ヒマーチャル・プラデーシュ州の州都。人口8万2000(1991)。標高約2100mのシワリク丘陵上にあるため夏の最高気温も19~28℃と低く,避暑地として著名。1814-16年のグルカ戦争後,19年から在印イギリス軍の保養地として開発が始まり,30年代以降イギリス人の避暑地として都市形成が進んだ。1865-1939年の間イギリス領インドの夏の主都となった。また,インドとパキスタンが分離独立した1947年から53年まで旧州都ラホールを失ったパンジャーブ州の州都となった。尾根上の道に沿って公共建造物,別荘,ホテルが並び,なかでも1888年完成の壮大な旧副王官邸は名高い。
執筆者:応地 利明
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