がんと遺伝子治療(読み)がんといでんしちりょう

家庭医学館 「がんと遺伝子治療」の解説

がんといでんしちりょう【がんと遺伝子治療】

 ほとんどのがんは、特定遺伝子故障や異常でおこります。そこで、正常な遺伝子を外から注入し、がん細胞内ではたらかせたり、腫瘍免疫を高めたりするのが、がんの遺伝子治療です。
 1998年に東京大学医科学研究所で、腎細胞(じんさいぼう)がんの患者さんに対する遺伝子治療が実施されました。他の医療機関からもがんの遺伝子治療の計画申請が行なわれており、今後の成果が期待されます。

出典 小学館家庭医学館について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む