キ・すてる

普及版 字通 「キ・すてる」の読み・字形・画数・意味


6画

[字音]
[字訓] すてる

[説文解字]
[金文]

[字形] 会意
(とつ)+廾(きよう)。〔説文〕(棄)字条四下に、古文としてこの字を録する。は「捐(す)つるなり。廾に從ふ。(はん)を推して之れをつ。に從ふ。子なり」と逆子を棄てる意とする。を略した形が。初生児を棄て、あるいは民俗として一時棄子とするようなこともあった。「疾」のように、名に用いることがある。

[訓義]
1. すてる。
2. すてご。

[古辞書の訓]
名義抄 スタル・スツ 〔立〕 ヤム・スツ・スタル・ステテ語彙は棄字条参照。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む