20世紀西洋人名事典 「キッドオリー」の解説
キッド オリー
Kid Ory
1886.12.25 - 1973.1.23
ジャズ演奏家。
ルイジアナ州ラプラース生まれ。
本名エドワード オリー。
幼時よりバンジョーなど各種の楽器を演奏、トロンボーンでバディ・ボールデンとも演奏。1911年ニューオリンズでバンドを結成し、’19年カリフォルニアに移り、黒人ばかりのグループとして最初のジャズ・レコードの録音をした。’33年頃には一時引退したが’42年復帰、’44年オーソン・ウェルズのラジオ・ショーにレギュラー出演し、’47年映画「ニューオリンズ」に出演するなど活躍した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報