翻訳|banjo
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リュート属撥弦(はつげん)楽器。円形の胴に皮膜を張り、長い棹(さお)を取り付けたもので、西アフリカの人々がアメリカ大陸へ連れてこられた際に持ち込まれた楽器がもとになっている。今日では皮膜にプラスチックを用いており、膜の張力を調節するためにスネア・ドラムにみられるような金具がついている。胴の裏は板を張ったものが普通になっているが、閉じないままのものもある。弦は金属の場合が多いが、ガットやナイロン弦を用いることもあり、一般的には5~6本。そのうち1本は他より短い旋律弦である。これは楽器を構えたときにいちばん上にくる弦で、棹の途中に糸巻がある。これ以外の弦は、ギターなどと同様、上から下へと低い順に張られる。多くの場合金属製のフレットがあり、駒(こま)は皮膜上にある。指または義甲で弾く。かつてはミンストレル・ショーなどでよく用いられ、今日ではブルーグラスの主要な楽器となっている。
[卜田隆嗣]
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…東南アジア,インド,ハワイ,アフリカなどにまで輸出され,それらの地域では,日本のコトといえば,この大正琴を指す場合もある。インドではブルブルタラングbulbultaraṅgとかバンジョーbanjoなどとも呼ばれ,イスラム教の賛歌の伴奏にまで用いられたことがある。【平野 健次】。…
…東南アジア,インド,ハワイ,アフリカなどにまで輸出され,それらの地域では,日本のコトといえば,この大正琴を指す場合もある。インドではブルブルタラングbulbultaraṅgとかバンジョーbanjoなどとも呼ばれ,イスラム教の賛歌の伴奏にまで用いられたことがある。【平野 健次】。…
※「バンジョー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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