登場(読み)トウジョウ

デジタル大辞泉 「登場」の意味・読み・例文・類語

とう‐じょう〔‐ヂヤウ〕【登場】

[名](スル)
演技者として舞台などに現れること。「上手かみてから登場する」「真打ち登場」⇔退場
小説戯曲などに、ある役をもって現れること。「登場人物
ある事柄関係者として表面に出ること。「汚職事件の第三の人物として登場する」
新しい人物・製品などが世間に現れ出ること。「新型車の登場
[類語](4現れる出現する現出する現前する顕現する生ずる現ずるのぞ出来る台頭デビュー誕生登板お目見えのし上がる躍り出る頭角を現す頭をもたげる

と‐じょう〔‐ヂヤウ〕【登場】

[名](スル)とうじょう(登場)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「登場」の意味・読み・例文・類語

とう‐じょう‥ヂャウ【登場】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 劇の舞台や、戯曲・小説などに人物が現われること。とじょう。
    1. [初出の実例]「戯台に出る演習として、二時の間、その父より厳課を受たる後は、〈略〉その登場の時、軽快翻転の妙を得るは」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉四)
    2. [その他の文献]〔紅楼夢‐第一回〕
  3. ある場面・事件などに人物が現われること。とじょう。
    1. [初出の実例]「また、これから、続々と登場するかも知れない男性の」(出典:自由学校(1950)〈獅子文六〉触手)
  4. 新しい製品・制度などが世間に現われること。とじょう。
    1. [初出の実例]「また同じ戦後の傾向として、利潤分配制度も登場した」(出典:現代経済を考える(1973)〈伊東光晴〉I )

と‐じょう‥ヂャウ【登場】

  1. 〘 名詞 〙とうじょう(登場)

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普及版 字通 「登場」の読み・字形・画数・意味

【登場】とうじよう

場面に上る。

字通「登」の項目を見る

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