現代外国人名録2016 「キミコパワーズ」の解説
キミコ パワーズ
Kimiko Powers
- 職業・肩書
- 美術収集家
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1936年8月26日
- 出生地
- 長野県
- 学歴
- 国際基督教大学卒
- 経歴
- 大学卒業後、1960年英国の航空会社ブリティッシュ・エアウェイズに客室乗務員として入社。大手出版社を経営していた米国人実業家ジョン・パワーズと機内で出会い、’63年結婚。以後、夫の趣味だった現代美術の収集にともに取り組み、特に米国では評価の定まっていなかったポップ・アートに注目。ジャスパー・ジョーンズ、クリスト、アンディ・ウォーホルらと交流し、その新作を購入、個人コレクションとしては世界最大級のポップ・アート・コレクションを築いた。’99年に夫を亡くした後も積極的に美術作品を通して社会に発信し続け、2011年にはコロラド州カーボンデイルの自宅近くに“パワーズ・アート・センター”を設立、ジャスパー・ジョーンズの版画を研究・公開する。2013年日本の国立新美術館で自身のコレクションの中からジョーンズ、ウォーホル、ロイ・リキテンスタインらの作品200点を集めた“アメリカン・ポップ・アート展”を開催。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報