食の医学館 「キャッツクロー」の解説
キャッツクロー
樹皮に薬効成分が含まれており、それを抽出してつくられます。
○栄養成分としての働き
キャッツクローには判明しているだけで6種類のアルカロイドが含まれています。キャッツクローにしかないイソプロポディンをはじめ、5種類のアルカロイドがマクロファージの外敵に対する攻撃力を高め、免疫力を増強します。
また血小板凝集(ぎょうしゅう)を防いで血栓(けっせん)をできにくくします。
このほかの有効成分であるキノビック酸には抗炎症作用、さらにフラボノイドやカテキンにはビタミンCの20倍、ビタミンEの50倍もの活性酸素除去の作用があります。
これらの働きで気管支炎、関節炎、がん、胃潰瘍(いかいよう)、ぜんそく、脳塞栓(のうそくせん)、脳血栓(のうけっせん)などに効果が発揮されるのです。