日本大百科全書(ニッポニカ) 「きょしちょう座47」の意味・わかりやすい解説 きょしちょう座47きょしちょうざよんじゅうなな 南天のきょしちょう座にある球状星団。肉眼では恒星のように見えるので、以前はきょしちょう座47番星とよばれ、後年球状星団であると判明したあとも同じ名前でよばれている。全天でオメガ星団に次いで明るい球状星団で、近くに小マゼラン星雲がある。球状星団としては比較的若く、100億年以下の年齢と考えられている。カタログ番号はNGC104。距離は約1万3000光年。直径は約120光年。100万個ほどの恒星で構成されている。実視等級は4.0等、視直径は30分程度。日本からは見ることができない。[編集部 2022年12月12日][参照項目] | 球状星団 | きょしちょう座 きょしちょう座47 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例