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球状星団 きゅうじょうせいだん globular cluster

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

球状星団
きゅうじょうせいだん
globular cluster

種族 IIに属する数万ないし数十万個の恒星が球状に密集した星団銀河系のまわりにある直径約 15万光年のハロー呼ばれる球形の空間に分布している。ケンタウルス座ω星,きょしちょう座47番星,ヘルクレス座M13など 100個以上の球状星団が存在する。

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デジタル大辞泉の解説

きゅうじょう‐せいだん〔キウジヤウ‐〕【球状星団】

数万から100万個の恒星が球状に密集しているもの。中心になるほど密集。銀河系では約150個が知られる。

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百科事典マイペディアの解説

球状星団【きゅうじょうせいだん】

10万〜100万の恒星が球状に密集した星団。銀河系中心を中心とする直径約10万光年の球の中に散在する。約130個が知られ,平均直径約300光年。種族IIの天体の原型と考えられている。
→関連項目星団

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世界大百科事典 第2版の解説

きゅうじょうせいだん【球状星団 globular cluster】

恒星がクモの子を散らしたように密集して見える天体。典型的な球状星団,りょうけん座のM3は,見かけの直径19分角,7等の明るさに見え,3.5万光年の距離にある。球状星団は全天に125発見されている。いて座の方向にとくに数多く見られる。1918年,H.シャプリーは球状星団の天球上の分布から,銀河系の中心方向を初めて明らかにした。球状星団は,銀河系の中心から1万光年以内の距離に多く,それより外では銀河中心距離の3.5乗に逆比例する空間密度で分布している。

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大辞林 第三版の解説

きゅうじょうせいだん【球状星団】

数十万個以上の恒星が球状に集まっている古い星団。その直径は100光年程度。われわれの銀河系には約一三〇個が発見されている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

球状星団
きゅうじょうせいだん
globular cluster

数十万から百万個程度の星が100から300光年程度の領域に球状に密集している星団。中心に行くほど星の密度が急速に高くなる。球状星団は、銀河系のハロー内に銀河系円盤(ディスク)を包み込むように分布していて、銀河系のできる初期に形成された天体と考えられている。もっとも近いもので地球から約7000光年、もっとも遠いものは約35万光年も離れている。種族の星からなり、重元素量は太陽の10%以下で1%以下のものも多い。球状星団では、寿命の短い青い主系列星はすでに進化してしまっているので、HR図(色-等級図)では、主系列はG型星程度より赤い部分しかなく、それが赤色巨星分枝へと滑らかにつながっている。また、赤色巨星より進化した星からなる水平分枝も顕著に見られる。近年は、銀河系以外の銀河の球状星団の観測も進んでいる。球状星団の光度関数から銀河の距離を推定することもできる。銀河系以外の銀河にある球状星団の個数密度や色分布などの性質は、銀河系のものとは異なる場合があり、球状星団のできるプロセスは銀河によって異なることが示唆されている。[岡村定矩]

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世界大百科事典内の球状星団の言及

【星団】より

…星団は距離が遠くなると,小さい望遠鏡で眺めただけでは星雲や銀河との区別が困難になるばかりかすい星と見まちがえられることさえある。星団は,メシエのカタログ(M)やドライヤーのカタログ(NGC)の番号で,ヘルクレス座の球状星団M13,ケフェウス座の散開星団NGC188などと呼ばれることが多い。銀河系の中の星団は,〈球状星団〉と〈散開星団〉に分けられる。…

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