視直径(読み)シチョッケイ(その他表記)apparent diameter

デジタル大辞泉 「視直径」の意味・読み・例文・類語

し‐ちょっけい〔‐チヨクケイ〕【視直径】

天体の見かけの直径角度で表したもの。角直径

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精選版 日本国語大辞典 「視直径」の意味・読み・例文・類語

し‐ちょっけい‥チョクケイ【視直径】

  1. 〘 名詞 〙 天体の見かけ上の直径。視距離角距離)であらわす。角直径。

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改訂新版 世界大百科事典 「視直径」の意味・わかりやすい解説

視直径 (しちょっけい)
apparent diameter

天体の形を円とみなして,見かけの大きさを直径で表したもの。角度の単位で測る。太陽,月の視直径はほぼ30分(0.5度)である。星の視直径は,マイケルソンの星干渉計,月による掩蔽えんぺい),強度干渉計,スペックル干渉計などで測られている。大きいのがくじら座オミクロン星の0.05秒,いちばん明るいシリウスは0.006秒である。大気を通して見た星像は1秒ほどに広がっているので,望遠鏡でも直接に星の大きさを見ることはできない。視直径の1/2を視半径という。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「視直径」の意味・わかりやすい解説

視直径
しちょっけい
apparent diameter

天体の両端 2点間の見かけの角度。太陽の視直径は約 32′,アンドロメダ銀河は約 3°である。

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