キョ・はらう・さる・ひらく

普及版 字通 の解説


10画

[字音] キョ
[字訓] はらう・さる・ひらく

[字形] 形声
声符は去(きよ)。去は神判に敗れた者(大、人の正面形)と、自己詛盟の器((さい))の蓋を取り去った形()とを合わせた字で、これを水に流すことを法という。祓いの方法であるので「(はら)う」という。〔説文〕にみえず、〔広雅、釈詁二〕に「は去るなり」というが、字はに作るべきである。はそで、たもとの意。去はの初文。はその形声字である。

[訓義]
1. はらう、のぞく、さる、おう。
2. 禍を除き、神を迎える、ひらく。

[古辞書の訓]
名義抄 シリゾク・コフ・ヒラク・サル・カカグ・ハラフ・フサグ・カカヤク

[語系]
・去khiaは同声。khiatも声近く、曷は屍骨の呪霊に祈って、邪気を禁ずる呪儀。みな祓う意がある。

[熟語]
退
[下接語]
・病・惑

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む