きよきよ

精選版 日本国語大辞典 「きよきよ」の意味・読み・例文・類語

きよ‐きよ

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) 恐れ驚くさまを表わす語。「悸々(きき)」の字音の変化した語かという。
    1. [初出の実例]「入道殿によのうつりしほどは、さもむねつぶれて、きよきよと覚はべりしわざかな」(出典:大鏡(12C前)五)

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普及版 字通 「きよきよ」の読み・字形・画数・意味

】きよきよ

牡馬と牝驢を交配した獣。驢。〔淮南子、道応訓〕北方に獸り、其の名を(けつ)と曰ふ。~常に(きようきよう)・の爲に、甘を取りて以て之れに與ふ。に患るときは、、必ずひて走る。

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】きよきよ

雲が湧き出るさま。宋・軾〔孫老、墨を寄せらる、四首、二〕詩 として雲霧出で 奕奕(えきえき)として蛇綰(つな)がる

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】きよきよ

高く上るさま。漢・王延寿〔魯の霊光殿の賦〕飛梁(うつばり)偃蹇(えんけん)として、以て虹のごとく指し、(たか)くとして(あが)り湊(あつま)る。

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】きよきよ

強健のさま。

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】きよきよ

強健のさま。

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