きりん座流星群（読み）きりんざりゅうせいぐん（英語表記）Camelopardalis meteor shower

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きりん座流星群

2014年5月下旬に出現することが予想されている、これまで観測されたことがない流星群のこと。04年に発見されたリニア彗星が14年5月に地球に接近することが判明し、5月24日16時前後(日本時間)には、リニア彗星の残した塵と地球が遭遇するとみられている。その塵が大気圏内に突入すれば流星となるが、どの程度出現するかは予測困難で、ほとんど現れないかもしれず、逆に大規模な流星群になる可能性もある。日本における予想極大時刻(最も流星が飛ぶと予想される時刻)は昼であり、通常の観測ではまずとらえられないが、極大時刻を過ぎた20時以降に観測できる可能性はあるとして期待されている。

(2014-5-22)

出典　朝日新聞出版