キン・キ・よろこぶ・たのしむ

普及版 字通 の解説


11画

[字音] キン・キ
[字訓] よろこぶ・たのしむ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は斤(きん)。〔説文〕三上に「喜ぶなり」とあり、欣・忻と声義が通ずる。〔史記、万石君伝〕「僕、如たり」の〔晋注〕に「許愼曰く、古の欣の字なり」とあり、〔漢書、石奮伝〕の〔顔師古注〕に「此のは、讀むこと(ぎんぎん)」と同じであるという。また〔漢書、王吉伝〕では「は古の欣の字なり」とする許慎説を採っている。

[訓義]
1. よろこぶ、たのしむ。
2. はやわらぎ敬しむさま。
3. 熹と通じ、蒸す。

[古辞書の訓]
名義抄 ヨロコブ・タノシブ・ウタフ

[語系]
・欣・忻xinは同声。喜・嬉・煕(熙)xiは声近く、みな和楽喜笑の意があり、一系の語。語彙は欣・忻字条参照。

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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