デジタル大辞泉 「キーム湖」の意味・読み・例文・類語 キーム‐こ【キーム湖】 《Chiemsee》ドイツ南部、バイエルン州にある湖。アルプスの北麓に位置し、氷河作用によって形成された。19世紀末にバイエルン王ルートウィヒ2世が宮殿を建てたヘレン島、8世紀にベネディクト修道会が女子修道院を創設したフランエン島など、三つの島がある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「キーム湖」の意味・わかりやすい解説 キーム湖きーむこChiemsee ドイツ南部の湖。ミュンヘンの東南東約75キロメートル、アルプス前地にある。面積80平方キロメートル、水面の標高513メートル、最深部73メートル。更新世(洪積世)の氷河作用によって形成された湖。三つの島があり、その一つヘレン島には1878~85年にバイエルン王ルートウィヒ2世によって建てられた壮麗な宮殿があり、フラウエン島には中世の女子修道院がある。多くの観光、保養客が訪れる。[浮田典良] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例