き印(読み)キジルシ

精選版 日本国語大辞典 「き印」の意味・読み・例文・類語

き‐じるし【き印】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「き」は「きちがい(気違)」の頭文字 ) 精神状態が普通でないことをいったもの。また、そのような人。
    1. [初出の実例]「始から深川の隣のキ印のやうに眼色(めつき)が変ってゐたでもなし」(出典多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む