ぎい

精選版 日本国語大辞典 「ぎい」の意味・読み・例文・類語

ぎい

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. 物がきしんで出る重く鈍い音。「きい」という音よりも重苦しい。
    1. [初出の実例]「曲り角で、ぎーと舵梶を取る音がして」(出典:野の花(1901)〈田山花袋〉二)
  3. 力をこめてものごとをするさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「男の腕を力任せにギイと抓(つめ)れば」(出典人情本・郭の花笠(1836)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む