デジタル大辞泉 「クウェジェリン環礁」の意味・読み・例文・類語 クウェジェリン‐かんしょう〔‐クワンセウ〕【クウェジェリン環礁】 《Kwajalein》太平洋中西部、マーシャル諸島共和国にある環礁。ラリック諸島中央部に位置し、三日月型をしている。最南端の主島クウェジェリン島をはじめ大小38の島からなる。礁湖の面積は1684平方キロメートルで世界最大。主要な島は米国に租借されており、弾道ミサイルの試験場がある。クエゼリン環礁。クワジェリン環礁。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「クウェジェリン環礁」の意味・わかりやすい解説 クウェジェリン環礁くうぇじぇりんかんしょうKwajalein Atoll 太平洋西部、ミクロネシア東部、マーシャル諸島にある環礁。クエゼリン環礁ともいう。別名メンシコフMenschikoff島。北西から南東へ長さ126キロメートル、礁湖の面積1684平方キロメートルに及ぶ世界最大の環礁で、38の小島からなる。人口1万0902(1999)。環礁の中は優れた投錨(とうびょう)地で、最南端の主島クウェジェリン島には滑走路がある。マーシャル領であるが、1945年以来アメリカ軍のミサイル基地がある。クウェジェリン島と北隣のエベイエEbeye島に、おもに基地で働く人々が住む。[大島襄二] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例