クオリティースタート

共同通信ニュース用語解説 「クオリティースタート」の解説

クオリティースタート

先発投手を評価する基準の一つ。勝敗にかかわらず、6回以上を投げて自責点3以下に抑えれば試合をつくり役割を果たしたと評価される。米スポーツ専門局ESPNによると、昨季サイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に輝いたドジャースのカーショーは33試合に先発して27試合でクリアし、確率がメジャートップだった。(共同)

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知恵蔵mini 「クオリティースタート」の解説

クオリティー・スタート

主に米国メジャーリーグにおける投手に対する評価の指針の一つで、先発投手が6イニング以上を投げ、かつ3自責点以内に抑えること。略称「QS」で、「良好な先発」という意味。勝率打線援護などによって左右されるため先発投手の能力を評価しにくいことから、QSの概念が生み出された。近年では、7イニング以上・自責点2以内の「ハイクオリティースタート」(HQS)という指標もある。2014年5月31日の試合で、ヤンキースの田中将大が11試合連続QSを達成。デビュー戦からの11試合連続QSは、1973年のスティーブ・ロジャーズの16試合連続に次ぐ史上2番目の記録となっている。

(2014-6-9)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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