クサンテン(読み)くさんてん(その他表記)Xanten

デジタル大辞泉 「クサンテン」の意味・読み・例文・類語

クサンテン(Xanten)

ドイツ北西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市オランダとの国境に近く、ライン川沿いに位置する。古代ローマ時代の軍事拠点に起源し、植民都市となった。20世紀に復元された円形劇場遺跡がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「クサンテン」の意味・わかりやすい解説

クサンテン
くさんてん
Xanten

ドイツ北西部、ノルトライン・ウェストファーレン州の都市。人口2万0600(2000)。ライン川左岸の低位段丘上にある。第二次世界大戦の激戦地市街地の北にローマ人の劇場の遺跡があり、1970年代初めに再建された。戦災後に再建された僧正管区聖堂とともに、多く観光客がここを訪れる。

[齋藤光格]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android