くどし(読み)くどし(その他表記)Nāzim al-Qudsī

日本大百科全書(ニッポニカ) 「くどし」の意味・わかりやすい解説

クドシ
くどし
Nāzim al-Qudsī
(1905―1998)

シリアの政治家。アレッポ名門出身ダマスカスジュネーブで法律を学び、のちアレッポで弁護士を開業。ナショナル・ブロックに加盟し、政界に入る。1936、1943、1947、1949、1954年の選挙に毎回当選。1945年駐米公使。1948年から人民党の指導者となる。1949年外相。1950~1951年首相。1951年と1954~1957年に国会議長。シリアのエジプトとの統合に反対し、1958~1961年の間は政界を退いていた。統合からの分離後、1961~1963年に大統領就任。1963年バース党政権の樹立後政界を引退した。

[木村喜博]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む