デジタル大辞泉 「くどい」の意味・読み・例文・類語 くど・い [形][文]くど・し[ク]1 同じようなことを繰り返して言ったり長々と続けたりして、うんざりさせる。しつこくて、うるさい。「表現が―・い」「―・い質問」2 味つけや配色などがしつこい。「色が―・い」[派生]くどさ[名][類語](1)しつこい・しぶとい・執拗・ねちっこい・ねつこい・ねつい・ねちねち・ねっちり・くどくど・粘り強い・押しが強い・我慢強い・根強い・執念深い/(2)しつこい・こってり・あぶらっこい・濃厚・濃い・濃密・深い・濃こまやか・色濃い・こてこて・ぎたぎた・ぎとぎと・ねっとり・脂ぎる・脂ギッシュ・オイリー・毒毒しい・ごてごて 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「くどい」の意味・読み・例文・類語 くど・い 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]くど・し 〘 形容詞ク活用 〙① することがあっさりしないで、しつこい。話などがくだくだしい。[初出の実例]「は多言を云ぞ。くどうものを云ことぞ」(出典:玉塵抄(1563)二〇)「お房さんがお前さんの事を種々(いろいろ)と数度(クドク)お聞なさるから」(出典:人情本・英対暖語(1838)二)② 色彩や味などが濃厚である。[初出の実例]「トルコ模様を織出した牡丹色の帯の少し冗(クド)いのも能く映って」(出典:青春(1905‐06)〈小栗風葉〉夏)くどいの派生語くど‐さ〘 名詞 〙 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例