クナイプ療法(読み)クナイプりょうほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クナイプ療法」の意味・わかりやすい解説

クナイプ療法
クナイプりょうほう

今から 100年ほど前,ドイツ人司祭 S.クナイプ (1827~1897年) が行なった自然療法である。彼の死後,その療法の信奉者や医師などの後継者の努力によって発展し,現在,ドイツ国内において約 60のクナイプ療養地と 15万人の会員がいるという。また日本でも,社団法人・日独クナイプ療法協会,財団法人・大阪クナイプ療法協会という団体が組織され,『クナイプ療法』 (吉永徹夫著) が出版されている。現在のクナイプ療法は,基本原則として次の5本の柱に支えられている── (1) 水を使う (水療法) 。 (2) 適宜な運動を行なう (運動療法) 。 (3) 植物を使う (植物療法) 。 (4) 食事に注意しその人に適した食物を摂る (食事療法) 。 (5) 人間の持つ生体リズム (秩序療法) 。これらの相乗作用が,クナイプ療法の特長である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む