クベブ(その他表記)cubeb

翻訳|cubeb

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クベブ」の意味・わかりやすい解説

クベブ
cubeb

ジャワスマトラスリランカ西インド諸島で栽培されているコショウ科のピペル・クベバ Piper cubebaという多年生つる植物の乾燥した成熟一歩手前の果実芳香があり,刺激性の辛みと少しの苦みをもっている。テルペンと C15H24 の含水化合物を含んでいる。古くからアラビアの医者に薬として知られており,ヨーロッパでは香辛料として使われ,薬用としては,利尿剤,尿防腐剤,去痰薬として使用,また,たばこに入れて呼吸器系カタルや喘息に用いられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む