クムラン文書(読み)クムランブンショ

デジタル大辞泉 「クムラン文書」の意味・読み・例文・類語

クムラン‐ぶんしょ【クムラン文書】

クムランはqumrān。「クムランもんじょ」とも》「死海文書しかいもんじょ」に同じ。死海西岸の遺跡クムランとその付近から発見された。

クムラン‐もんじょ【クムラン文書】

クムランぶんしょ(文書)

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精選版 日本国語大辞典 「クムラン文書」の意味・読み・例文・類語

クムラン‐ぶんしょ【クムラン文書】

  1. 〘 名詞 〙 ( クムランはqumrān ) 死海の西岸ヒムベト‐クムランの洞穴から、一九四七年以降に発見されたヘブライ語およびアラム語文書群。「旧約聖書」の最古写本を含む。

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世界大百科事典(旧版)内のクムラン文書の言及

【死海写本】より

…大部分は断片であるが,その数は700点あまりに上る。狭義にはクムランの11の洞穴から出た〈クムラン文書〉だけを指す。前3~後1世紀のものと推定され,大半がヘブライ語・アラム語で書かれたユダヤ教文書であるが,〈クムラン文書〉以外には,ナバテア語やギリシア語の法律文書・手紙も含まれる。…

※「クムラン文書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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