クライシスマネージメント(読み)くらいしすまねーじめんと

ASCII.jpデジタル用語辞典 の解説

クライシスマネージメント

クライシスマネージメントとは、内部統制に必要なリスクマネージメントの特別な形。本来会社損害を与える可能性を「リスク」というが、損害が、企業存亡を危うくするようなレベルである場合、リスクマネージメントとは別にクライシスマネージメントを区別することがある。例えば、テロにより自社ビルごと崩壊してしまった場合や、コンピューターシステムが完全にダウンしてしまった場合などである。そういう企業が潜在的に抱えるクライシスに対する対処措置がクライシスマネージメントで、9.11事件以降、企業の危機管理の大きな要素として徐々に認知されるようになっている。

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